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沼津の内浦〜西浦で秋アオリイカを探す時は、ポイント名だけで場所を決めない方が組み立てやすくなります。

見る順番は、風、ベイト、潮、地形変化です。そのうえで中層からレンジを刻み、イカの追尾やアタリが出たら動きを弱くします。

2026年8月中旬には、沼津の防波堤、サーフ、ゴロタで新子を含むアオリイカの公開釣果が確認されています。この記事では、公開情報と一般的な秋エギングの知識をもとに、内浦〜西浦の攻略手順を整理します。

沼津の秋アオリイカは9月からエギサイズを上げる

2026年8月中旬に公開釣果を確認

2026年8月14日と17日には、沼津の防波堤、サーフ、ゴロタで100g以下のアオリイカの公開投稿がありました。8月18日には、防波堤で500〜800gの投稿も確認されています。

岸から狙える個体がいる判断材料にはなりますが、同じ場所で毎日釣れるという意味ではありません。直近の釣果、風、潮、ベイトを確認してから釣行を組み立ててください。

9月上旬・下旬・10月の使い分け

9月上旬は2.5号を中心に使います。小型の新子が多い時期なので、浅場、港内、ワンド、沈み根周辺から探ります。

基本は5〜10秒沈め、軽く2〜3回シャクリ、3〜5秒フォールです。強く動かし続けず、サイトフィッシングも利用します。

9月下旬は3号を主力にします。湾奥だけでなく港口、船道、カケアガリ、潮目も候補です。

10〜20秒沈めて3回シャクリ、4〜6秒フォールさせます。反応がなければ15秒、20秒、25秒と徐々にレンジを下げます。

10月は3〜3.5号でサイズアップを意識します。港口、深場、船道、潮目、岬や張り出し周辺を探してください。

20〜30秒沈め、大きめに2〜3回シャクリ、5〜8秒フォールさせます。反応が出た後は、シャクリを弱くします。

メーカー公式の目安でも、小型が多い9〜10月は2.5〜3号、秋が深まる10〜11月は3〜3.5号が候補です。ただし、イカの大きさだけでなく水深と風も見て選びましょう。

内浦〜西浦のポイントはベイト・潮・地形で選ぶ

沼津・内浦〜西浦でベイト・潮目・カケアガリが重なる場所を探す図

投げる前に5分観察する

初めての場所では、すぐにエギを投げず、5分ほど海を見ます。

確認したいのは次の5つです。

  1. ベイト
  2. 潮の流れ
  3. カケアガリ
  4. 沈み根、藻、砂地
  5. 港口、船道などの水深変化

特に優先したいのは、ベイト、潮、地形変化が重なる場所です。

例えば、港内の浅い場所から船道へ向かって急に深くなる場合は、深場の中央だけでなく水深が変わる境界を狙います。

港口、船道、カケアガリ、潮目、岬、沈み根、藻と砂地の境目、堤防の付け根などを観察してください。

初場所は3号の5投サーチ

3号エギを左浅め・左沖・正面・右沖・右浅めへ扇状に投げる5投サーチ図

初場所では3号を基準に、扇状に5投します。

1投目は左の浅めへ投げて10カウント。2投目は左沖へ15カウント、3投目は正面へ20カウントです。

4投目は右沖へ15カウント、5投目は右の浅めへ10カウントとします。

一方向へ何度も投げる前に、横方向とレンジを広く確認する方法です。最初から毎回底を取らず、中層から探します。

10〜15投してベイト、潮、追尾、地形変化が確認できなければ移動を考えます。

一度でもチェイスやアタリが出たら、方向、カウント、シャクリ方、フォール時間を覚え、次のキャストで再現してください。

強く寄せて弱いシャクリとフォールで抱かせる

秋アオリイカを強いシャクリで寄せて弱い動きと長いフォールで抱かせる図

基本アクション

基本形は、沈める、3回シャクる、約5秒フォール、再び3回シャクるという流れです。

イカを探している時は、3〜4回のやや大きなシャクリと3〜5秒のフォールでエギを見つけさせます。

追尾やアタリが出たら、小さな1〜2回のシャクリへ変更し、5〜8秒フォールさせます。

強い動きで寄せ、弱い動きとフォールで抱かせる考え方です。追ってきたのに抱かない時ほど、激しく動かさずフォール時間を長くします。

釣れない時の変更順

反応がない時は、すぐにカラーを交換しません。

変更する順番は、レンジ、シャクリの強さ、フォール時間、エギサイズ、最後にカラーです。

3号から2.5号へ落とす前に、中層から深場まで探ったかを確認します。

カラーは最低3系統を用意すると使い分けやすくなります。

晴天、澄み潮、日中はナチュラルやアジ系。朝夕マヅメはピンク、オレンジ、金・赤系。夜や濁りではシルエット系、発光・ネオン系が候補です。

ラインでアタリを取る

フォール中はラインを見ます。

ラインが突然止まる、急に弛む、予定より早くエギが止まる、横へ動く場合はアタリを疑ってください。

普段は20カウント沈む場所で17カウントほどで止まった場合も、イカが触れている可能性があります。

軽く聞き、重みがあれば合わせます。PEを張りすぎず、エギのフォールを邪魔しない範囲で管理しましょう。

朝夕・日中・夜と風で狙い方を変える

朝マヅメと夕マヅメ

朝は港口、船道、カケアガリ、ベイトを優先します。

暗いうちは20〜30カウント、薄明るくなったら10〜20カウント、日の出後は5〜15カウントを目安に上のレンジも探ります。

夕マヅメは、明るいうちにベイトが多い方向を確認しておくことが重要です。

16時30分ごろは浅場と沈み根を2.5〜3号で確認し、17時ごろから3号で港口と船道を扇状に探ります。17時30分ごろはベイトが多かった方向を重点的に狙います。

日没後はシャクリを弱くし、フォールを5〜8秒へ伸ばします。日の入り時刻は日によって変わるため、時間は釣行日の状況に合わせて調整してください。

日中と夜

日中は沈み根、藻、石積み、日陰、砂地との境界、カケアガリを探ります。

偏光グラスでイカの追尾と地形を確認し、見えイカが追ってきたら動きを弱めます。砂地など見やすい場所へ誘導し、フォールで抱かせます。

夜に常夜灯が利用できる場所では、光の中心だけでなく明暗の境界を狙います。明暗付近でフォールを長くしてください。

常夜灯がない場所では、港口、船道、潮目、カケアガリ、沈み根の順に地形変化を探します。

横風を避ける

秋の新子狙いでは、自然なフォールを作れる立ち位置が重要です。

無風〜1m/sでは2.5号、2〜3m/sでは3号、3〜5m/sでは3〜3.5号を目安にします。

ただし、横風が強くPEが膨らむ場合は、重いエギへ替えるだけでは解決しません。岬や山、奥まった湾など、地形で風を避けられる場所へ移動します。

風下側にベイト、潮目、鳥、捕食する魚が確認でき、安全に釣りが成立する場合はチェックする価値があります。

タックルと沼津の釣り場ルール

基本タックル

基本は8ft前後のML〜Mクラス、2500番前後のリール、PE0.6号前後、フロロ2号前後です。

エギは2.5号、3号、3.5号を用意し、時期、水深、風に合わせて使い分けます。

ロッドを選ぶ時は、2.5〜3.5号のエギを扱える適合範囲を確認してください。

採捕禁止区域と漁港利用

沼津市内には、水産動植物の採捕が禁止される区域があります。

静岡県公式では、沼津市幼稚仔保育場のA区域は1月1日〜12月31日、B区域は6月1日〜12月31日が採捕禁止期間です。秋のエギングシーズンと重なるため、釣行前に必ず静岡県公式の最新区域図を確認してください。

内浦・西浦・井田漁港は漁業施設です。釣りが可能なのは漁業に支障のない範囲に限られ、立入防止柵や現地表示がある場所には入りません。

係留船、ロープ、漁具、作業場所へ投げず、船が近づいたら仕掛けを回収します。駐車、ゴミ、墨跡にも配慮してください。

沼津・内浦〜西浦の秋アオリイカは、風を避け、ベイトと潮、地形変化が重なる場所を探す釣りです。

3号の5投サーチで中層から探し、追尾やアタリが出たらシャクリを弱くしてフォールで抱かせます。

反応がない場所でカラー交換を続けず、イカがいる理由がなければ移動しましょう。同時に、最新の採捕禁止区域と現地ルールを確認することが前提です。