※本記事はPRを含みます。

名古屋港周辺のハゼ釣りは、秋が進むにつれて狙う場所を変えるのが基本です。9月は岸際の浅場、10月は少し沖のかけ上がり、11月は河口の水深がある場所へと探る範囲を広げます。

2026年8月19日の公開釣果では、名古屋港周辺で3時間に111匹、7〜15cmのハゼが報告されました。石ゴカイと2m前後の延べ竿を使い、水深約50cmの浅場や岸から約1mでも反応があったとされています。ただし、これは一日の釣果です。いつでも同じ結果になるわけではありません。

この記事では、稲永公園〜庄内川河口、新川河口、日光川〜藤前方面を、時期と水深の変化に合わせて攻略する考え方をまとめます。

名古屋港周辺のハゼは秋の進行に合わせて追う

名古屋港の秋ハゼは、特定の場所だけを覚えるより、時期に応じた居場所を考えると探しやすくなります。

  • 9月:岸際・浅場
  • 10月:少し沖・かけ上がり
  • 11月:河口・水深のある場所

秋のハゼが9月の岸際から11月の河口・深場へ移る模式図

8月末〜9月は稲永公園〜庄内川河口

8月末から9月前半は数釣りの時期です。7〜15cm前後を想定し、稲永公園〜庄内川河口の浅い砂泥底を延べ竿で探ります。

浅場は潮位によって水深が大きく変わります。第一候補は満潮の2〜3時間前から満潮前後です。上げ潮で水が増えると、ハゼが岸際や数m以内へ入ることがあります。

最初から遠くへ投げる必要はありません。足元、竿一本分、その少し先という順番で探してください。干潮付近で水深が足りない場合は、浅場に固執せず移動します。

釣具店の2026年8月19日の名古屋港周辺釣果でも、岸近くの浅場にハゼが多かったと報告されています。今季の数釣りが始まっている参考情報として使えます。

10月は庄内川・新川河口

9月後半から10月は、数とサイズの両方を狙いやすい時期です。岸際の延べ竿に反応がなければ、ちょい投げで少し沖まで探ります。

庄内川河口では、5m、10m、15m、20mと投入距離を変えます。15m付近で連続して釣れたなら、その距離に群れや地形変化がある可能性があります。次も同じ方向と距離へ投入してください。

新川河口も、ちょい投げでかけ上がりや水深の変化を探る候補です。遠投すること自体が目的ではありません。どの距離で反応が出るかを確かめることが大切です。

11月以降は河口と水深のある場所

10月後半から11月は、浅場からハゼが減ってきたら河口や水深が残る場所へ移ります。庄内川、新川、日光川〜藤前方面を候補にし、ちょい投げ主体で良型を探します。

狙うのは流れが速い中心部ではなく、次の変化です。

  • 流れの脇
  • ヨレ
  • かけ上がり
  • 流れが少し緩む場所
  • 水深が残る筋

12月以降は数が少なくなり、深い場所で大型を拾う釣りへ変わります。直近の釣果を確認してから出かける方が効率的です。

延べ竿とちょい投げの仕掛け・釣り方

名古屋港周辺の秋ハゼでは、延べ竿とちょい投げを時期と魚の距離で使い分けます。

ハゼ釣りの延べ竿・ミャク釣りとちょい投げの仕掛け比較

数釣りは延べ竿・ミャク釣り

8月末から9月の浅場では、延べ竿が扱いやすい方法です。

  • 竿:2.7〜3.6m程度
  • 道糸:1〜1.5号程度
  • 針:ハゼ針5〜7号程度
  • オモリ:ガン玉から軽いオモリ
  • エサ:石ゴカイ

石ゴカイは2〜3cm程度に小さく付けます。底まで落としたら数秒待ち、反応がなければ5〜10cm程度動かして、もう一度止めます。

ハゼは底付近にいるため、仕掛けが浮き続けないようにします。一方で、大きく動かしすぎる必要もありません。「少し動かす、待つ」を繰り返します。

秋のサイズアップはちょい投げ

9月後半以降は、岸際だけでなく少し沖も探せるちょい投げを加えます。

  • 竿:1.8〜2.4m程度
  • オモリ:3〜5号程度
  • 針:ハゼ針6〜8号程度
  • エサ:石ゴカイ
  • 狙う距離:5〜30m程度

キャストして底を取ったら、50cm程度引き、数秒止めます。再び50cmほど引いて止め、底の感触とアタリを確認してください。

速く回収すると、群れのいる距離を通り過ぎます。ゆっくり探り、アタリが出た地点までの距離を覚えることが重要です。

名古屋港のハゼは潮と投入距離で探す

ハゼ釣りで数を伸ばすには、針やエサを頻繁に替える前に、潮位と魚のいる距離を探します。

岸から投入距離を変えてハゼの群れを探す手順

上げ潮は浅場、下げ潮は流れの脇

上げ始めは庄内川や新川の河口側を確認します。満潮の2〜3時間前からは、稲永周辺の浅場や岸際も候補です。水が増えるにつれて、延べ竿の範囲へ魚が入る可能性があります。

満潮前後は岸際から数m以内を重点的に探します。反応がなければ、少し沖へ仕掛けを入れてください。

下げ始めは流れの中心を無理に狙いません。流れの脇、ヨレ、かけ上がりなど、ハゼが底にとどまりやすい場所を探ります。

潮位が低く浅場の水深が足りない場合は、ちょい投げで水深のある筋を探してください。

3投入で反応がなければ位置を変える

ハゼは群れで固まっていることがあります。釣れない場所で長く待つより、魚のいる位置を探す方が効率的です。

  1. 底まで仕掛けを落とす
  2. 少し誘って数秒止める
  3. 3投入ほど反応がなければ位置や距離を変える
  4. 1匹釣れたら同じ方向・距離へすぐ入れ直す

ちょい投げなら5m、10m、15m、20m、さらに沖という順で距離を刻みます。左右にも投げ分け、アタリが出た距離と方向を覚えます。

「ハゼを1匹釣った」だけでなく、「群れがいる距離を見つけた」と考えてください。釣れた条件の再現が、次の1匹につながります。

稲永・庄内川・新川・藤前方面で守ること

名古屋港周辺では、釣り場の利用条件や立入範囲が変わる場合があります。過去の釣果情報だけで判断せず、現地の看板、フェンス、工事案内を優先してください。

藤前干潟は、庄内川、新川、日光川の河口に広がるラムサール条約登録湿地です。名古屋市は、砂泥からなる貴重な自然環境として保全しています。干潟内部へ無理に入らず、生き物や地形を傷めないようにします。干潟へ入る活動については、公式施設へ相談してください。

港湾施設や河口部では、立入禁止、釣り禁止、駐車禁止、作業区域などの表示を確認します。通路をふさがず、ゴミや仕掛けを残さないことも欠かせません。

まとめ

名古屋港周辺の秋ハゼは、季節に合わせて狙う距離を変えます。

  • 9月:稲永公園〜庄内川河口の岸際・浅場を延べ竿で狙う
  • 10月:庄内川・新川河口で延べ竿とちょい投げを併用する
  • 11月:河口、かけ上がり、水深のある場所をちょい投げで探す

釣行前には潮位を確認し、満潮の2〜3時間前から満潮前後を第一候補にします。反応がなければ位置や投入距離を変更し、1匹釣れたら同じ方向と距離へすぐ再投入してください。

「釣れない場所で待たない」「釣れた距離を再現する」「秋が進んだら深い場所へ移る」。この3点が名古屋港周辺のハゼ釣りを組み立てる基本です。