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100均ルアーで65cmの大型ヒラメをキャッチ
![釣行当日の実釣写真:65cmヒラメ・メジャー・魚拓風カード]
2024年5月11日、和歌山・みなべ川河口のテトラ帯。
手にしていたのは、DAISOで買った100均ルアー「DAISO VJ」。
そして2投目で、65cm・2.3kgの大型ヒラメが手元に来ました。

「100均ルアーで大型魚は釣れない」と思っていませんか? この記事はその先入観を、実釣データとともに打ち砕きます。ポイント選定からルアー操作、ファイトの一部始終まで、包み隠さず書いていきます。
ポイント選定のコツ
テトラ帯の特徴
この日選んだのは、みなべ川河口のテトラ帯です。
河口という環境は、淡水と海水が交わる境界線。ベイトが集まりやすく、それを追う大型魚が入りやすいとされています。
そしてテトラ帯というのが、ヒラメ狙いにとって重要なポイントです。テトラ周辺にはカサゴやメバルなどの根魚が多くつきます。そして、その根魚を主食にしているのがヒラメです。テトラ帯はヒラメにとって"食堂"のような場所ですよ。
狙い方はシンプルです。テトラ沿いをルアーでトレース(沿わせながら引く)することで、根魚を狙う捕食待ちのヒラメにアプローチできます。
ただし、テトラ際はラインブレイクのリスクが高いポイントです。太めのショックリーダーを使うことが必須になってきます。今回筆者はVARIVASショックリーダー 30lbを選択しました。
ルアーの選定と操作
DAISO VJの特徴
今回使用したのは「DAISO VJ」。ダイソーで購入できる、100円台のバイブレーションジグ系ルアーです。
ポイント選定とルアー操作が合致した結果が、2投目のヒットでした。確実に言えることがあります。ポイントを読み、ルアーをテトラ沿いに正確にトレースした結果、ルアーが100均であるかどうかは関係なかったということです。
釣行のプレイバイプレイ
ファイトの様子
2投目のこと。テトラ沿いをトレースしていたルアーが、手前でガツンと止まりました。
最初の感覚は「根掛かりか?」。次の瞬間、ロッドが大きく曲がり込んで「……エイか?」と思うほどの重さが腕に伝わってきました。
その"重さ"の正体が、65cm・2.3kgのヒラメだったわけです。
ヒラメは扁平な体で強烈に水を受けます。横に走るというより、底に張り付くように抵抗するのが特徴です。「エイかと思うほどの重さ」というのは、ヒラメ特有の感覚です。

タックルはYAMAGA Blanks EARLY for Surf 109MMHにシマノ22ステラ 4000XG、ラインはピットブル8+ 1.2号を使用しています。100均ルアーで臨んでいたものの、タックルは本気仕様です。「コスパを求めるのはルアーだけ、肝心な部分は妥協しない」——これが大型魚と安心してファイトできた理由のひとつでもあります。
まとめ
DAISO VJ 1本で、65cm・2.3kgのヒラメを手にした釣行でした。
この釣行から伝えたいことは、ふたつあります。
ひとつ目は、ポイント選定が全ての起点だということです。
テトラ帯沿いをトレースするという判断が、この日のヒットを呼び込みました。どんなに高性能なルアーを使っても、魚がいないところで投げていては意味がありません。「なぜここにヒラメがいるのか」を理解してから、キャストしてみてください。
ふたつ目は、ルアーの価格と釣果は別の話だということです。
100均ルアーへの偏見は、この実釣で一度崩してもらっていいと思っています。もちろん、高品質なルアーには確かな理由があります。ただ、「まず釣れるポイントを見つけて、正確にトレースする」という基本ができていれば、ルアーの値段が勝負を決めるわけではありません。
次回の釣行、テトラ帯に差し掛かったとき——100均ルアーを一軍ケースに忍ばせてみてはどうでしょうか。