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和歌山・泉州方面への釣行を月1回ペースで続けるようになって、車中泊の快適さが釣果と同じくらい気になりはじめました。
そこで導入したのが、EcoFlow DELTA 3 Plusです。
使いはじめてちょうど1年。バッテリー切れに悩まされることなく、毎回の釣行を快適に過ごせています。

この記事では、実際に1年使い続けてわかったことを、正直にまとめていきます。


なぜCX‑60 XDにポータブル電源が必要だったのか

私が乗っているのは、CX‑60 XD(ディーゼルモデル)です。
釣行の荷物をたっぷり積めて、長距離ドライブも得意な頼もしい一台です。

ただ、一つだけ困ったことがありました。
V2L機能(外部給電)が搭載されていないんです。

RAV4 PHEVなどのプラグインハイブリッド車には、車両側から最大1500Wの給電ができるV2L機能が備わっているモデルがあります。
でも、CX‑60 XDのディーゼルモデルはそれに該当しません。

車中泊での電源といえば、シガーソケット程度。
電気毛布や照明を長時間使うには、明らかに力不足でした。
「何かいい手段はないか」と探しはじめたのが、ポータブル電源との出会いです。


EcoFlow DELTA 3 Plusを選んだ決め手

検討の中で、真っ先に頭に浮かんだのが「そもそも車を乗り換えれば?」という選択肢でした。
RAV4 PHEVのV2L機能は、最大1500Wの外部給電が可能とされており、車中泊との相性は抜群です。

ただ、車の乗り換えはさすがにハードルが高い。
それならポータブル電源という後付けの選択肢がある、と気づいてからは話が早かったです。

V2L搭載車の強みは「車に乗れば自動的に電源が使える」こと。
一方、ポータブル電源の強みは車種を選ばず後付けできる汎用性です。
今の愛車をそのまま使い続けながら、電源問題を解決できるのは大きなメリットだと感じました。

最終的にEcoFlow DELTA 3 Plusを選んだ理由は、容量と出力のバランスが、月1回の1泊釣行に丁度よいと判断したためです。


実装方法と車中泊での使用フロー

CX‑60は後部座席を倒すと、広いフラットなラゲッジスペースが出来上がります。
ここにDELTA 3 Plusをそのまま置いています。

固定具は使っていません。
フラット化したスペースにどっしりと収まるので、走行中も特に問題は感じていません。
ただし、安全性の観点から、ポータブル電源の走行中の固定方法については各自でご確認ください。

出発前に自宅でフル充電して積み込む。
これだけが毎回のルーティンです。
シガーソケット充電やソーラーパネルはいまのところ未使用。
自宅のコンセントで充電するだけで1泊分は十分足りる、というシンプルな運用です。


1年運用で見えた「バッテリー持ち」の実感

月1回ペースで和歌山・泉州方面に釣行し、1年使い続けました。
合計でおよそ12回前後の実運用です。

結論から言うと、フル充電から1泊で約2〜3割減
これが毎回の安定した数字です。

朝起きたときにバッテリー残量を確認して、「まだこんなに残ってる」という感覚が続いています。
バッテリー切れを心配しながら使う、という経験は1度もありませんでした。

冬の釣行では電気毛布をつけっぱなしにして眠ることもありますが、それでも1泊分は問題なく持ちこたえています。
一般的にリチウムイオン電池は低温下で容量が低下するとされていますが、容量に余裕があるからこそ、冬場でも実用上は問題を感じなかったのだと思っています。


実際に接続した機器と消費電力の感覚

1年間で繋いできた機器はシンプルです。

  • 電気毛布 / 電気敷きパッド(最もよく使う)
  • スマホ・カメラの充電
  • LED照明 / ランタン

電気毛布を運用している中で、バッテリーへの影響はそれほど大きく感じませんでした。
スマホやカメラの充電、LED照明はさらに消費が少なく、気にするほどではありません。

高出力の調理器具やヒーター類は使ったことがないので、そこは未検証です。
「電気毛布と照明とスマホ充電くらいなら余裕で1泊持つ」というのが、正直な体感レポートです。


メリット・デメリットまとめ

1年使い続けてわかった、本音のまとめです。

メリット

① バッテリーが1泊余裕で持つ
フル充電から2〜3割減で1夜を過ごせます。
残量を気にしながら使う必要がなく、ストレスフリーです。

② 車種に依存しない汎用性
V2L非搭載のCX‑60 XDでも問題なく使えています。
次の車が変わっても持ち越せるのは大きな強みです。

③ 自宅コンセントだけで完結する充電サイクル
特別な設備は何も要りません。
釣行前夜に自宅で充電するだけ。シンプルが一番です。

デメリット

① 重量が重く、搬入搬出に手間がかかる
「やや大変」というのが正直なところです。
軽々と持ち運べるレベルではありません。

② 充電手段が自宅コンセントのみ
シガーソケット充電やソーラーパネルを使っていないため、連泊が増えると別途対応が必要になるかもしれません。
月1回・1泊という現在の使い方では全く問題ありませんが、使用スタイルによっては注意が必要です。

③ 高出力機器は未検証
電気毛布や照明の範囲では安心して使えています。
調理器具やポータブルヒーターなどは試していないので、使う場合は事前にご確認ください。


こんな人におすすめ/向かない人

おすすめな人

  • V2L非搭載の車に乗っていて、電中泊の電源が欲しい人
    CX‑60やその他のV2L非対応車ユーザーには、まさに同じ状況の解決策になります。

  • 電気毛布や照明・スマホ充電くらいで快適な車中泊をしたい人
    大きな電力は不要で、1泊の快適さを確保したい。そのニーズにぴったりです。

  • シンプルな運用を好む人
    自宅充電だけで完結する手軽さが、長く続けられる理由だと思っています。

向かない人

  • 調理器具やポータブルヒーターなど、高出力機器を頻繁に使いたい人
    その用途では、より大容量・高出力のモデルや、V2L搭載車の検討が現実的かもしれません。

  • 重量をできるだけ抑えたい人
    軽量コンパクトを最優先にするなら、より小型のモデルと用途を天秤にかけてみてください。

  • 連泊釣行で充電手段を確保できない環境の人
    自宅コンセント以外の充電手段を活用しないと、連泊では厳しい場面も出てくるかもしれません。


まとめ

EcoFlow DELTA 3 Plusを導入してから1年、月1回の釣行ペースで使い続けてきました。

V2L機能がないCX‑60 XDでも、自宅で充電して積み込むだけで、1泊分の電力を余裕をもって確保できるというのが最大の収穫です。
電気毛布をつけて眠り、スマホとカメラを充電して、朝まで照明も使う。それで2〜3割減。この実績が1年続いています。

重量の負担はあります。正直、軽くはありません。
ただ、ラゲッジに常設してしまえば毎回の手間は最小限です。

これから導入を検討している方は、まず自分の車種の荷室スペースと、1泊で使いたい機器のリストを書き出してみてください。
それが合えば、きっと同じように快適な釣行ができるはずですよ。

実際の重量感やサイズ感は、店頭で一度手に取って確かめてみるのがおすすめです。